長谷部浩の劇評 Hiroshi Hasebe TheaterGoer Directory

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権力と孤独　演出家蜷川幸雄の時代　 Power and Solitude

天才と名人 The genius and The Master

平成24年12月に中村勘三郎、平成27年2月に坂東三津五郎が急逝した。今、まさに充実期を迎え、これからの10年、20年、ふたりの藝を楽しめると思っていただけに、失望も大きかった…。そして、ふたりを高く評価していた蜷川さんまで亡くなってしまいました（文春新書）

野田秀樹の演劇 The play of Hideki Noda

長年、書き継いできた野田秀樹についての劇評集成。河出からすでにだした『野田秀樹論』の増補版です。野田の近年の展開をどうぞ。（河出書房新社）

演出術 The stage derection of Yukio Ninagawa

亡くなった蜷川さんに恐れも知らず、斬り込んだ日々。2000年の前二年半、本当にいたわり深くしてくださいました。グリークスの稽古場に毎日行ったのは、かけがえのない思い出です（ちくま文庫）

歌舞伎の愉しみ Enjoyment Kabuk

「家庭教師」と私がたのんできた三津五郎への聞き書き。亡くなられてみると淋しさはもちろんですが、これから学べない辛さがしみじみと感じられます。（岩波現代文庫）

踊りの愉しみ Enjoyment Kabuki Dance

三津五郎に聞いた二冊目。歌舞伎舞踊とは何かを追求しています。文庫にするにあたっては、生前の三津五郎さんの意志を尊重して、なにも足さず、なにも引かずにつくりました。（岩波現代文庫）

菊之助の礼儀 Courstesy of Kikunosuke Onoe Ⅴ

いま最も才能を閃かせている役者。五代目尾上菊之助について書きました。2000年頃から、歌舞伎の未来について語り会い、変革を起こそうと志してきた役者との対話でもあります。（新潮社）

森山威男　スイングの核心

長谷部が企画・監修をつとめたDVD付書籍。ドラマー森山威男の魅力が満載の一冊です。山下洋輔×森山、坂田明×森山の最新デュオを収録しています。フリージャズの核心に迫るドキュメントになりました。また、東大シンポジウムや論考を掲載した冊子がつきます。（ヤマハミュージックエンタテインメント）

演劇評論家長谷部浩の公式サイトです。

このブログでは、現代演劇から歌舞伎までジャンルにこだわらずに評論を展開していきます。

平成27年1月から始めました。

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プロフィール

1956年埼玉県生まれ。慶應義塾大学卒。演劇評論家。東京藝術大学美術学部先端芸術表現科教授（近現代演出史）。紀伊國屋演劇賞審査委員。現代演劇・歌舞伎を中心に評論。Matsuno Makoto (born 17 December, 1956), known professionally as Hiroshi Hasebe, is a Japanese theatre critic and professor at Tokyo University of the Arts (Fine Arts, Department of Inter Media Art).